【発達障害と行動障害】反抗挑戦性障害と素行障害(行為障害)

【発達障害と行動障害】反抗挑戦性障害と素行障害(行為障害)

行動障害とは、本人にとってもまわりの人にとっても有害な行動をおこす精神障害のことです。

発達障害の二次障害である「反抗挑戦性障害」と「素行障害(行為障害)」も行動障害の一種として含まれます。

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反抗挑戦性障害の特徴や症状は?

反抗挑戦性障害とは、かんしゃくをおこしやすい、大人と口論する、目上の人の要求や指示を無視する、挑発的な言葉を発する、など反抗的な態度を繰り返すのが特徴的です。

「反抗挑戦性障害」とは診断名であり、学校で教師に反抗的な態度をしたから、指示に従わなかったから、ということだけで、反抗挑戦性障害かもしれないと疑いを持つのは少し違います。

また、反抗挑戦性障害の診断基準の中には「故意に人をいらだたせる」といった項目もあり、主観的な評価になりやすく、冷静にチェックすることが注意点としてあげられます。

発達障害と反抗挑戦性障害の関係は?

反抗挑戦性障害は、発達障害のうちADHDから移行したり、二次障害、合併するケースが多いといわれています。

実際、ADHDの約50%の割合で反抗挑戦性障害を併発しているといわれます。また、反抗挑戦性障害の診断基準に当てはまるが、ADHDの診断基準には当てはまらないというケースもあります。

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ADHDの場合だと、故意に反抗的態度をとることは少なく、逆に反抗的挑戦性障害だと糸的に行動することが多い、という違いもあります。

素行障害(行為障害)の特徴と症状

反抗挑戦性障害の状態が悪化すると、素行障害(行為障害)になる場合があります。

素行障害(行為障害)とは、他人の基本的人権を無視し、社会的ルールを破るなどの反社会的行動を繰り返す、いわゆる「非行」です。

素行障害の診断基準について

素行障害(行為障害)の診断基準は、次の4つの領域があります。

①人や動物に対する攻撃性
②所有物の破壊
③うそをつくことや窃盗
④重大な規則違反

これらの問題行動のうち、少なくとも3つが過去12ヶ月間にあり、最低1つは過去6ヶ月間に存在すること、とされています。

素行障害(行為障害)は、一時的な逸脱行為ではなく、長期間持続していることも診断の目安になります。

素行障害(行為障害)の発症原因は?

素行障害(行為障害)の発症原因は、はっきりとはわかっていませんが、脳が成熟する過程で、情動や衝動をコントロールする機能が障害されて発症するといわれています。

10歳頃の早期の年齢から素行障害(行為障害)の症状があらわれている場合は、年齢とともに問題行動がエスカレートしていくため、十分な注意が必要です。

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