【思春期の発達障害】不登校の割合も高い?小学生〜中学生

【思春期の発達障害】不登校の割合も高い?小学生〜中学生

発達障害の小学生や中学生の場合、不登校やひきこもりに発展してしまう割合も高いといわれています。

学校に行きたくても行けなくなってしまう不登校の背景には、ひとつの原因だけでなく様々な要因が関係している場合も多く、発達障害の子ども本人も「なぜ学校に行けないのかわからない」というケースも少なくありません。

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不登校の割合も高い?発達障害の小学生〜中学生

発達障害の小学生や中学生の子どもの多くは、真面目な性格で決められたことをきちんと守ろうとするタイプが多いようです。

ですので、学校をズル休みする、などは考えられないといえます。

しかし、コミュニケーションが苦手な発達障害の子どもは人間関係での悩みも多く、友達にからかわれたり、いじめられたりするケースもあります。

また、学校の授業内容についていくことができない、中学校になると教科ごとに教師が変わるのでうまく適応できない、などの問題や悩みも多く、発達障害の二次的な問題として不登校に発展するケースもみられます。

朝、登校時間になると、頭痛や腹痛、吐き気などの症状があらわれる心身症になる場合もあります。

不登校の原因を探そうとしないことも大切

学校に行きたくても行けなくなる不登校の要因には、「本人」「学校」「友人関係」「家族関係」など、様々な要因が関係してきます。

これらの要因のうち、ひとつだけが不登校の原因になっているケースもあれば、いくつか複合的に絡み合って不登校になっている場合も考えられます。

不登校になっている発達障害の子ども本人に「どうして学校に行けないの?」と質問したところで、本人にも理由がよくわからず答えられないこともあります。

もし、子どもが不登校になってしまったときは、安易に不登校の原因を探そうとするよりも、親としては子どもの気持ちに寄り添い、焦らずに問題点を明らからにしていく対応が望まれます。

逆に、再登校をあせらずような、せかす親の態度が、子どもの不登校をさらに悪化させてしまい、問題をこじらせてしまう場合もあるので注意が必要です。

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不登校とひきこもりの定義、意味について

不登校とひきこもりの意味について、日本では次のように定義されています。

【不登校】
何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しない、あるいはしたくてもできない状態にあるため、年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的理由による者を除いたもの(文部科学省)

【ひきこもり】
自宅に引きこもって学校や会社に行かず、家族以外との親密な対人関係がない状態が6ヶ月以上続いており、統合失調症やうつ病などの精神障害が第一の原因とは考えにくいもの(厚生労働省)

不登校の兆候やサインかも?

次のような兆候がみられた場合、不登校のサインの可能性があるので注意しましょう。

・朝、起きる時間になっても起きられない
・洗顔、着替え、食事など、朝の支度に時間がかかるようになる
・学校に行こうとすると、頭痛、腹痛、めまい、吐き気などの心身症の症状があらわれる
・服装や髪型に気がまわらなくなり、表情が暗くなる
・学校やクラスメイトのことを聞かれると嫌がり、答えなくなる
・決まった曜日に遅刻や欠席をするようになる
・夜遅くまでゲームやネットに熱中している
・親に過剰に甘えるようになり、幼児化(退行)がみられる

不登校が長期化した場合は環境を変えてみることも

不登校が長期化している状態においては、発達障害の子どもが何か大きな壁にぶつかって立ち上がれないようになっていると考えられます。

発達障害の子どもにとって、小学校や中学校など「全員が同じ課題を同じペースでこなさなければならない」という画一的な教育は、大きなストレスになりやすく、心身ともに影響が出やすい年齢でもあります。

そうした場合、環境を変えてみることも、発達障害の子どもにとって有効な選択肢のひとつです。

例えば、学校の理解のもと、保健室登校をして、保健室で勉強するという方法もあります。

また、不登校の小学生や中学生を対象とした教育相談所での「適応指導教室」やフリースクールを活用する方法もあります。

高校生の場合には、単位制や通信制、定時制などに変更して、高校卒業資格を取得する道もあります。

発達障害の子どもを既存の形にあてはめようとするのではなく、本人に合った環境を探していくことも大切な方法です。

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