精神病は前頭葉が原因?うつ病、統合失調症、双極性障害、適応障害など

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精神病は前頭葉が原因?うつ病、統合失調症、双極性障害、適応障害など

うつ病をはじめ、統合失調症、双極性障害(躁鬱病)、適応障害、パニック障害などの心の病気=精神疾患は、脳の前頭葉と深い関係にあることが最新の研究でわかってきています。

前頭葉の血流が増えると、不安や抑うつが治る?

心の病気と、脳の前頭葉の機能には関係があるという報告があります。

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人間の脳の前の部分、ちょうどおでこのあたりにある前頭葉は、感情、抑制、想像、意欲など、人間らしい精神活動をつかさどる部分です。

事故やケガで前頭葉が損傷を受けると、感情面においても様々な症状があらわれます。

例えば、注意が持続せず、起りっぽくなったりもしますし、意欲ややる気がなくなり、自発的な行動や臨機応変の対応がとれなくなります。

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また、うつ病や適応障害など、心の病気=精神病(精神疾患)では感情がコントロールできなくなることがあり、前頭葉の機能と何らかの関係があると考えられています。

薬を飲んだら前頭葉の血流が増えた?

抗精神病薬のロナセンという薬を服用して、光トポグラフィーで検査したところ、前頭葉の血流が増えていました。

抗精神病薬には、不安や抑うつを軽減する作用があります。

これと関連して、前頭葉の血流が増えると、不安や恐怖がなくなることも考えられます。

検査の結果、パニック障害の患者さんでは、前頭葉の血流が減少していることもわかっています。

前頭葉の血流の量が感情などの精神活動にどのように関わっているか、まだわからないことも多くありますが、検査の結果は注目に値することです。

光トポグラフィーで、うつ病、統合失調症、双極性障害がほぼ鑑別できるところまで、研究が進んでいます。

現在では、前頭葉の血流不足にならないような手段がないか、という研究も進んでいます。

◆この記事は、医療法人和楽会理事長、貝谷久宣先生執筆・監修の「適応障害のことがよくわかる本(講談社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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