【強迫性障害の種類】巻き込み型と自己完結型とは?

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【強迫性障害の種類】巻き込み型と自己完結型とは?

強迫性障害は、本人に苦痛を与えるだけでなく、周囲の人との関係も変えてしまいます。

「巻き込み型」の強迫性障害・強迫神経症の患者の家族には、特に大きな負担がかかりがちです。

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強迫性障害の2つのタイプ

強迫性障害は、自分ひとりで強迫性症状をくり返す「自己完結型」と、まわりの人を加担させようとする「巻き込み型」の二つのタイプに大別できます。

家族など周囲の人の負担がとりわけ大きいのは「巻き込み型」です。

患者本人の求めに応じて、家族などまわりの人が行動して対処しても、本人の不安は一時的にしか解消されず、長い目で見ると症状が悪化してしまう、という悪循環に陥りやすいのです。

本人のエスカレートしていく要求に振り回され、周囲は疲れきってしまい、疲弊した家族とのやりとりで、患者本人の状態がますます不安定になることも少なくありません。

強迫観念や不安感の解消法はさまざま

強迫観念がもたらす不安に対処するための方法は、人によって様々でいくつかのタイプがあります。

【強迫儀式】
やり方の決まった、長時間の手洗いなど、型にはまった行動をとる。

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【保証の希求】
他の人に「心配はない」という保証を求める。

【中和化】
不快感を減らし、悪いことが起こらないようにするための、意図的な行動をとる。

【回避】
強迫観念が出てくるような状況や刺激を避ける。
例えば、ナイフやフォークを使うと、人を傷つけるイメージがわくため使えない、など。こうした回避行動も症状を強くする。

消せない不安の矛先は2つに分かれる

何をしても、どんな行動を何回しても、強迫性障害の人が抱える不安はなかなか消せません。

増大していく不安を自分で抱え込むか、それとも他者にぶつけるか、強迫性障害は2つの道に分かれます.

自分で不安を抱え込む「自己完結型」

ひとりで強迫行為をくり返すタイプ。
自分で何とか対処しようとする。

抱えきれない不安を他者にぶつける「巻き込み型」

不安解消を手伝ってくれる人を求めるタイプ。
自分だけでは不安に耐えきれない。

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【周囲の人をさらに振り回す】
相手への要求がエスカレートして、さらなる症状の悪化につながる。相手が疲れきってしまい、人間関係が悪くなることが多い。

(例)
・家族全員に手を洗うように強要する。両親や家族も疲れ果て、無力感や反発心をいだく。
・夫が仕事中でも、不安に耐えきれずに何度も電話をかけて保証を求める。

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