境界性人格障害の不安定さは人間関係にもあらわれる?極端な考え方しかしない

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境界性人格障害の不安定さは人間関係にもあらわれる?極端な考え方しかしない

境界性人格障害(ボーダーライン人格障害)の人たちは精神的に不安定な部分があります。そして、その心の不安定さが人間関係にもあらわれて、問題やトラブルを起こしてしまうことが少なくありません。

相手への評価、好き嫌いが極端に変わりやすく、急に態度が豹変することも、境界性人格障害(ボーダーライン人格障害)の人が対人関係を苦手にする要因のひとつです。

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ある人をこれでもかと絶賛していたかと思うと、ささいな出来後がきっかけで手のひらを返したように相手を攻撃する、というように、良い人か悪い人か、白か黒か、の両極端な考え方しかできないことも境界性人格障害(ボーダーライン人格障害)の大きな特徴です。

境界性人格障害の症状「理想化」と「こき下ろし」

境界性人格障害(ボーダーライン人格障害)の人は、他人に対する評価が良い人から悪い人へ急に変化しまうことが多く、長続きする安定した人間関係をつくることができません。

このような他人へのコロコロと態度が変わる境界性人格障害(ボーダーライン人格障害)の代表的な症状を「理想化」と「こきおろし」と呼んでいます。

「理想化」とは?

理想化とは、はじめてあった人に対してもすぐに「すばらしい人」と思い、親しげにふるまったり、自分に対して優しいと感じる人は「とてもいい人」と絶賛したりする。自分の理想通りの人物だ、と極端に解釈すること。

「こき下ろし」とは?

こき下ろしとは、少しでも自分の意にそわない言動をとる人に対しては「ひどい人」「最低の人物」と激しく攻撃して嫌悪する。理想化していた相手であっても、ちょっとしたことで突然、こき下ろし・怒り・攻撃の対象になってしまう。

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態度がコロコロと変わるのも境界性人格障害の症状?

境界性人格障害(ボーダーライン人格障害)の人は、自分のイメージが二分されているのと同様に、自分と関わる相手、周りの人も、良い人か悪い人の2つにきっぱり分けてしまいます。

まるで、相手の部分的なことしか目に入らない、というような特徴を境界性人格障害(ボーダーライン人格障害)の人たちは持っています。

その相手の一部分、クローズアップされる部分が変わると、その人に対する評価が極端にぶれ、態度が急に変わることにつながります。

境界性人格障害(ボーダーライン人格障害)の人は、相手のことを「厳しいけれど、誠実で寝は優しい人」といったような多面性を持つ存在としてはとらえることができず、ほんの一部分でその人のすべてを評価してしまうのです。

相手にとってみれば、境界性人格障害の人の態度がコロコロと変わるように感じられ、人物評価に一貫性がないため、対人関係が不安定になる傾向が強くなります。

それが、周囲に対する激しい怒りなどの厳しい感情反応にもつながっています。

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境界性人格障害の自己イメージは?自分ではどう思ってるの?

境界性人格障害(ボーダーライン人格障害)の人は、人間の一面しかみない、視野が狭いと思われる点が多くあります。

よい自分の面では相手の良いところと接し、悪い自分の面では相手の悪い部分と接してしまうのもそのひとつです。

境界性人格障害(ボーダーライン)の人は、自分も他人も、さまざまな面を持つひとりの人間として思い描くことができません。

自分の中で、自己イメージが「良い自分/好きな自分」と「悪い自分/嫌いな自分」の2つに極端に分かれているのです。

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境界性人格障害の内面「両極端な2つの面」

自分自身のイメージが、よい自分と悪い自分に二分されている

理想化する相手には、よいところだけをみる。
自分にとって好ましいと思えるところしか目に入らず、それがその人のすべてと思い込んで「理想の存在」と絶賛する。
やさしい、頼れる、面白い、
はじめて会った人でも、顔見知り程度の人でも「頼れる親友」といって親しげにふるまう

こき下ろす相手には、悪いところだけを見る
自分に撮ってイヤなところしか目に入らず、それがその人のすべてだと思い込む。他の面がみえなくなり、徹底的に攻撃する。
イヤなヤツと思うと、相手のいい面に気づかない

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人間関係が不安定な境界性人格障害

このようなことが原因となり、境界性人格障害の場合、人間関係も部分的で、安定した関係にならないのです。

ひとたび悪い人だと思うと、相手によいところがあるとは認められず、対人関係はどんどん悪化していきます。ですが、別のささいな出来事がきっかけで急に良い人だと評価が変わり、良好な人間関係に戻ることもあります。

境界性人格障害(ボーダーライン人格障害)の対人関係も、その場その場で変わり、まるで安定せず、人間関係の問題やトラブルが多くなる傾向があります。

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