パニック障害の診断基準とパニック発作の特徴について

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パニック障害の診断基準とパニック発作の特徴について

パニック障害とは、パニック発作が繰り返され、生活にも影響が出る障害のことです。

激しい動悸や息切れ、めまいや過呼吸といった「パニック発作」があればパニック障害とになるかというと、実はそうではありません。

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いつ起こるか分からないパニック発作に対して再発するのではないかと不安を抱き、日常生活にも支障がでてくる場合をパニック障害といいます。

パニック障害かも?簡単自己チェック表

①動機、息苦しさ、冷や汗など、複数の症状が同時に起こる
②理由もなくいろいろな症状が突然あらわれ、10分以内にピークに達し、30分以内におさまる
③発作が予期できず、どこでも、いつでも、繰り返しおこる
④検査をしても身体に異常が見つからない
⑤発作がまた起きるのでは、という不安を持っている。発作が起こりそうな場所に行くのも不安になり、避けるようになる

【パニック障害の診断基準(DSM-Ⅳ)】

A.(1)と(2)の両方を満たす。
(1)予期しないパニック発作が繰り返し起こる
(2)少なくとも1回の発作の後、1ヶ月(またはそれ以上)、以下のうち1つ(またはそれ以上)が続いていること
 (a)もっと発作が起こるのではないかという心配の継続
 (b)発作またはその結果がもつ意味(例:コントロールを失う、心臓発作を起こす、気が変になる)についての心配
 (c)発作と関連した行動の大きな変化
B.広場恐怖が存在しない場合(広場恐怖を伴わないパニック障害)
B.広場恐怖が存在する場合(広場恐怖を伴うパニック障害)
C.パニック発作は物質(例:薬物乱用、投薬)または身体疾患(例:甲状腺機能亢進症)の直接的な生理学作用によるものではない
D.パニック発作は、以下のようなほかの精神疾患ではうまく説明されない。たとえば、社会恐怖(例:おそれている社会的状況にさらされて)、強迫性障害(例:汚染に対する強迫観念のある人がゴミにさらされて)、外傷事後ストレス障害(例:強いストレス因子と関連した刺激に反応して)、または分離不安障害(例:家を離れたり、または身近の家族から離れたりしたとき)。

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パニック障害の突然の発作「パニック発作」とは?

パニック障害で見られる、典型的なパニック発作は、場所や状況に関わらず、突然起こるのが特徴です。

リラックスしているときや、睡眠中などでも、ところかまわず発作が起こります。

こうした突然の発作を何度も経験するうちに、ある種の条件づけができあがります。

かつてパニック発作が起こった場所や状況に身をおくと、「また同じような発作が起きるのではないか」という不安から緊張が高まり、自ら発作が起こりやすい状況をつくってしまうのです。

これに対して、ある特定の場所や状況に限って発作が起こる場合は、恐怖症やストレス障害による発作か、それらがパニック障害と合併している可能性があります。

パニック発作が起こる状況とは?

①不意に起こる
場所も状況も選ばず、突然おこるパニック発作。まさに青天のへきれき。

②ある状況に限っておこる
恐怖感や緊張感を感じるような場所や状況におかれたときに起こるパニック発作。「状況結合性パニック発作」ともいう

③ある状況で起こりやすい
①と②の中間で、ある状況のもとで起こりやすくなるパニック発作。発作は必ず起こるわけではなく、別の状況でも起こる。

パニック発作は、どんな場所で、どんな時におこりやすい?

パニック発作は、緊張したり、不安を感じやすいところで起きやすくなります。

例えば、

・乗り物の中
・電車やバス、飛行機、渋滞中の車
・公の場
・病院や銀行の待ち時間、美容院、式典の会場
・狭い空間
・トンネルやエレベーターの中
・一人のとき
・誰にも助けが求められない状況、病院がしまっている夜間、入浴中
・人ごみの中
・デパートやスーパーの中、雑踏の中

などの状況や場所は、パニック発作が起きやすい場所のようです。

パニック発作が起こりやすい時間帯はいつ?

「パニック発作が起こりやすい時間帯ってあるの?発作が起こりやすい時間帯はいつ?」という疑問を抱いている人も多いようです。

パニック障害の特徴として、パニック発作が起こりやすい時間帯は特に決まっていません。

朝でも、昼でも、夜でも、時間帯に関係なく、突然にパニック発作がおきます。

夜寝ている時に突然発作で目が覚めることもあったり、人ごみの中で一人でいる時でも発作が起きることもあります。

いつ発作がおきるか予想できない、といった点も、パニック発作に対する不安や恐怖感を大きくさせている要因のひとつになっています。

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