危険なチック症状なら病院を受診した方がいい?

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危険なチック症状なら病院を受診した方がいい?

トゥレット症候群(チック)の重症例では、危険な行動をくり返すこともあります。

もちろん、子ども本人もやりたくてやっているわけではありませんが、病院での治療を検討したほうがよい状態も考えられます。

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治療が必要なチックも

チックのほとんどは、自分や他人の身体に危険が及ぶようなことはありません。

チックが複数にわたるトゥレット症候群でもそれは同じです。

しかし、症状が長引き、ひどくなっていくと、危険な行動をくり返す場合があります。

本人の意思で止められないのは、トゥレット症候群も普通のチックと同様です。

「やりたくない、やめよう」と思えば思うほど、やらずにはいられない衝動が高まっていきます。

心身に影響が及ぶ前に

直接制止するだけでは、ますますその行動を意識し、ひどくなっていくおそれがあります。

危険を減らす環境をつくるとともに、薬物療法を含めた治療を受け、心身に影響が及ばないような対策が必要です。

治療が必要なチックの例

壁に頭をくり返し打ちつけるチックの場合、痛くて嫌なのに自分ではやめられずず、強すぎると頭や首を痛める危険もあります。

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【危険なチック行為の例】
・口の中や舌をかむ
・ペンなどで身体を刺す
・頭や目をたたく
・自転車に乗っていてハンドルから手を離す
・ひじを机などに打ちつける
・器物破損
・友だちをたたくなど、他者への攻撃
・ガラスにとびこむ
・指を反対にそらせ骨折させる
・首を前後に激しく何度もふる

自傷行為

自分の身体を傷つけたり、身に危険が及ぶような行為をくり返したりする。

他者を傷つける

他の人をたたいたり、器物を壊したりするような行為がやめられない。

危険なチックへの対応方法

身体に危険が及ぶような行為のチックは、抱きしめるなどして止めることもやむを得ません。

ただし、力ずくで制止すると、ますますチック症状が激しくなることもあります。

あらかじめ危険を減らす手だてを考えておきましょう。

①気持ちをそらす

やらずにはいられない衝動を感じたときには、落ち着く音楽を聴いたり、好きなことに取り組んだりするなど、気持ちをそらす方法を身につける。
より危険の少ない、別の動きに変えられないか、本人と話し合う。

②本人の気持ちを聞く

危険なことをしているときはどんな気持ちなのか、本人に確認してみる。
「やりたくないのにやらずにはいられない」のなら、苦しさに共感を示すことが本人の安心につながる。
いらだちを解消するための行為なら、別の発散方法を探ることが必要。

③危険な環境をさける

どんなときに危険な行動が起こりやすいのかを振り返り、行動を誘発するようなものを隠したり、ケガをしないようなものに変えたりする。
自傷が激しい時期には、ヘッドギアやゴーグル、マウスピースなどの装着が必要な場合もある。

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