チックの原因は、親の育て方やしつけのせいではない?

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チックの原因は、親の育て方やしつけのせいではない?

子どもがチックになると親は困惑し「育て方に問題があったのでは」などと考えてしまいがちです。

しかし、チックが出るかどうかは脳の体質の問題で、親のしつけや育て方とは関係ありません。

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チックになりやすい体質がある?

チックが出るかどうかは、育て方ではなく、生まれつきチックを起こしやすい脳の体質があるというのが、最近の考え方です。

脳の体質は、遺伝が強く親子で似た傾向を示します。

トゥレット症候群など、強い症状で長引くチックは、遺伝的な要因が強いといわれます。

ただし、親がそうなら、子どもも必ずそうなるというわけではなく、遺伝以外の要因も関係しています。

一過性のチックが起こる仕組みも、トゥレット症候群と大きな違いはないと考えられています。

チックを起こしやすい体質自体は、とくにめずらしいものではないといえるようです。

誤解?チックの原因は母子関係?

かつては、チックの原因は親子関係、とくに母子関係が注目されました。

母親の子どもへの過干渉など、しつけや育て方に問題があるためにチックが発症すると考えられたのです。

母親は「子どものチックは自分のせいだ」と不安になったり、医師が「あなたのせいです」とハッキリ言うケースもありました。

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ですが、今ではこういう母子関係の原因説は否定されています。

母親が完璧主義だと子どもがチックになりやすい?

チックになりやすい体質を受け継いでいる母親は、子育てに対しても完璧主義になりがちです。

子育ての中で強迫的なところもあり、子どもの言動に母親が神経をとがらせているようにみえるかもしれません。

一方で、同じ体質を受け継いでいる男の子は、母親の子育てにかかわらず、チックがあらわれやすくなります。

まわりの人からは、完璧主義で神経質そうな母親だから、子どもにチックがあらわれたかのようにみえます。

しかし、実際には、症状の発現に関係しているのは育て方ではなく、脳の体質なのです。

遺伝と環境の両方の影響がチックの原因と考えられる

チックを起こしやすい体質には、遺伝がかかわっていると考えられます。

ただし、実際にチックが出現するかどうかは、環境的な要因にも左右されるようです。

環境、なんらかの影響が考えれるもの

・妊娠中に使用した薬
・出産時の状態(へその緒が首に巻き付いた状態、未熟児、黄疸、帝王切開、長時間分娩など)
・コーヒーやアルコールの過剰摂取

チックになりやすい体質

親子で顔が似るように、なりやすい脳の体質が似ている。

【男の子の場合】
トゥレット症候群や、慢性的なチックなど、比較的症状が強く、長引くチックがあらわれやすい。

【女の子の場合】
チックがあらわれることは少ないが、神経質で完璧主義になりやすい。不安が強く、強迫的なところが出やすい。

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