てんかんとチックは症状が似ている病気なので検査が必要

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てんかんとチックは症状が似ている病気なので検査が必要

熱を出すたびにひきつけを起こしていた子どもに、チックのような症状が出始めた場合は要注意です。

その症状が本当にチックなのか、病院で検査をして、きちんと確かめておきましょう。

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てんかんの中にはチックと似ている症状も

チックと似た症状を示す病気のひとつに「てんかん」があります。

てんかんは、脳の神経細胞が異常放電を起こし、脳の回路がくり返しショートして発作を起こす病気です。

てんかんの発作というと、突然意識を失い、全身にけいれんが起きる大発作のイメージが強いかもしれませんが、実際はいろいろな種類があります。

ショートする脳の部位によっては、身体の一部分だけがピクッと動く、チックのような症状をくり返すこともあります。

チックとてんかんの合併症も

てんかんの部分発作が、チックなのかを見分けるには、病院で医師による検査が必要です。

検査でてんかんと診断されれば、適切なてんかんの治療を受けましょう。

てんかんのある子どもは、100人に1人くらい、1%程度の割合です。

また、チックとてんかんの合併症を発症している子どももいます。

発達障害があると併発しやすいといわれています。

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てんかんの検査

・脳から発せられる微弱な電気信号を波の形で記録する脳波検査。
・発作にともなう神経活動がないかを調べる。
・脳の構造上の病気の有無はMRIやCTで検査する。
・脳の働きを調べるSPECTやPETを行う場合もある。

てんかんの場合の治療は?

てんかん発作の繰り返しは、子どもの脳機能にダメージを与えます。

てんかん発作がある場合は、抗てんかん薬を服用し、発作の予防をします。

薬物療法で使用する抗てんかん薬は、てんかんの種類によって異なります。

まずは、病院で正しい診断を受けることが必要です。

また、てんかんの種類によっては、手術が有効なこともあります。

薬が効きにくい場合には、発作の程度や、手術のメリット、手術そのものの影響などを十分に検討した上で、手術を受けるのもひとつの方法です。

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いずれのタイプのてんかんでも、睡眠時間が不規則だったり、寝不足が続いたりすると発作が起きやすくなります。

規則正しい健康的な生活をおくるようにしましょう。

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チックと似ている、てんかん発作

てんかん発作のなかには、チックと似た症状を示すものがあります。

・まばたきをくり返す(顔の筋肉が瞬間的に収縮する)
・しかめ面(顔の筋肉が瞬間的に収縮する)
・なにかをじっと凝視する
・肩をすくめる(筋肉の収縮)
・身体をつっぱる(全身のけいれん)
・首を前にカクンとする(瞬間的に意識を失う)
・口がピクピク動く

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てんかんの発作による分類

てんかんの発作には、さまざまなタイプがありますが、大きく2つに分類されます。

全般てんかん

発作の原因が脳全体に及ぶもの。
手足がぴくっと動いたり、全身の筋肉がけいれんするけいれん性の発作と、意識がなくなったり、力が抜けたりする非けいれん性の発作がある。

部分てんかん

脳の一部分に原因があって起きる発作。
意識があるまま手足のけいれんや感覚異常などが起きる単純部分発作と、意識障害をともなう複数部分発作に分けられる。

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