【合併症の対応】チックと強迫性障害の併発の場合

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【合併症の対応】チックと強迫性障害の併発の場合

チックが重症化した子どもにみられる強いこだわりは、強迫観念、強迫行為につながることもあります。

強迫性障害の合併と考えられる場合の、対応法をみていきましょう。

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チックと強迫性障害の合併症も

チックと強迫性障害の合併がみられる子どもがこだわり、不安を訴える内容は、過剰なものばかりです。

不安を払拭するための行動につきあうように執拗に要求されれば、家族はうんざりしてしまいます。

ですが、子どもは本気で心配しています。

バカバカしいと自分で思っていても、不安でたまりません。

子どものつらい気持ちを思いやれば、不安を消し去るためにおこなう強迫行為を頭ごなしに否定はできないでしょう。

強迫観念の例

子ども本人は、こころから自分や家族のことを心配しています。

その気持ちを受け入れてあげましょう。

バイキンがこわい

目に見えないばい菌の付着、感染を恐れ、物に触れなくなったり、手洗い、入浴を過剰におこなったりせずにはいられない。

危険が怖い

安全点検が不十分なために、何か危険なことが起こるのではないかと不安が募り、戸締まりなどを何度も確認せずにはいられない。

医師に相談するのもひとつの方法

極度にバイ菌を怖がる場合、「石鹸で手を洗えば、ばい菌はほとんどいなくなるよ」「洗いすぎて肌がガサガサになってしまうと、かえってよくないよ」などといくら家族が説得しても、本人は聞く耳をもたないことがあります。

そんなときは、医師から理論的に説明してもらうのも良いでしょう。

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説明する内容は、これまで家族に言われてきたことと同じことでも「専門家が言っている」ということで、子ども本人が納得し、行動に変化があらわれる場合があります。

話しをしてもらう医師は「バイ菌の専門家」でなくてもかまいません。

子どもの強迫症状のことを理解している児童精神科の医師などに相談してみるといいでしょう。

子ども本人がつらいようなら専門医に相談を

しかし、なんらかの行為をして一度は安心を得たように感じても、すぐにまた不安はわき起こってきます。

強迫行為を止められず、身の危険が生じたり、子ども本人も苦しんでいたりするようなら治療を考え、専門医に相談してください。

チックと強迫性障害の合併症への対応

親や家族など周囲の人は、子ども本人の不安や、不安からくる症状にまきこまれないように対応していきましょう。

場合によっては、病院を受診することを検討するときもあります。

大人は普段通りの行動を

「外出しないで」「もっときれいに手を洗って」「カギを閉めたかもう一度確認して」などの過剰な要求には応えず、ふだんどおりに行動ればよい。
子どもの要求をすべて受け入れていると、強迫症状がますます強くなってしまう。

あたたかく見守る

手洗いや確認行為など、本人が自分でやっていることを無理やり制止すると、不安が高まり、パニックを起こすこともある。
身体に危険が及ぶようなことがなければ、あえて中断させず、本人が納得してやめるまで見守る。

本人に気づかせる

家族の元気な様子を見せ、過剰な行動をとらなくても、心配しているような事態にはならないことをしめしていく。

落ち着いてから本人と話しをする

「たいへんだったね」「疲れたでしょう」などといたわったうえで、今度同じようなことが起きたら、どうすればよいかを話しあう。

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