アスペルガー、自閉症の療育プログラム、TEACCHってどんな内容?

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アスペルガー、自閉症の療育プログラム[TEACCH]ってどんな内容?

アメリカで生まれたTEACCHプログラムは、アスペルガー療育の具体的な実践法として、世界的な評価を受けています。

発達障害の子どもの学習面や生活面の支援に、大きな効果を発揮します。

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アスペルガーの療育プログラム、TEACCHとは?

TAACCHとは、1960年代からアメリカで実践されてきた療育プログラムです。

主に、自閉症など広汎性発達障害の子を支援するために用いられています。

TEACCHは、数十年の成果から世界的な評価を得ています。

TEACCHの内容は?

TEACCHプログラムでは、まず、自閉症やアスペルガーの子どもたちの個性を尊重し、受け入れます。

その上で、子どもたちが抱えている知覚や認知のギャップを埋めることを目指します。

何もかも親や大人が世話をするのではなく、子どもが物事を理解するためのサポートをします。

子どもは情報や環境の意味を理解すれば、自立して活動し、成長していくことができるのです。

TEACCHの基本「子どものありのままを受け入れる」

アスペルガーや自閉症などの広汎性発達障害の療育プログラム、TEACCHの基本精神は「子どもに寄り添うこと」です。

ひとりひとりのありのままの特性を理解して、どんな支援が必要か考えて実践します。

発達障害の子どもが自分の力を自然に発揮できるように寄り添うのです。

TEACCHの4つの基本理念

TEACCHを実践するときの基本理念となる4ヶ条は次の通りです。

子どもに関わる人みんながこの理念を持って育てていくのです。

①【専門家と協力する】
家族だけでがんばろうとせず、医師や保健師と相談しながら進めていく。

②【大人が歩み寄る】
理解させるのではなく、理解を助ける姿勢で接する。
子どもの歩みに大人が合わせる。

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③【個人としてみる】
アスペルガーとひとくくりにせず、発達検査などを通じてひとりひとりの特性をみる。

④【人生全体を見通す】
子どもがいずれ自主的な生活をできるよう、将来をみすえて指導をしていく。

アスペルガー・自閉症の療育 TEACCHプログラム

TEACCHにはさまざまな専門的方法、理論があります。

その中から、一般家庭でもすぐに活用できる方法を紹介します。

時間の流れを意識させる

時間の概念を理解することに困難があります。

時間を指定せずに作業を行わせると、誰かが止めるまで延々と繰り返してしまうことがあります。

作業の流れ、時間の流れを教えましょう。

・時計と文字、イラストを組み合わせた表をつくる
・作業の流れを一覧表にして、ゴールを教える

生活空間を構造化する

広汎性発達障害の子どもは、意味や用途のあいまいな空間で生活することが苦手です。

部屋と部屋の境界をはっきりと区切り、それぞれに目的をもたせて、空間を「構造化」すると、暮らしやすくなります。

カーテンなどでスペースを区切ると、よりこまかな構造化ができます。

・「遊ぶ」「手伝い」など部屋ごとの役割を決める
・勉強するスペースを区切り、集中できるようにする

理屈や知識より実践を重視する

「子どもの暮らしにとって役に立つこと」を第一に考えます。

正しい言葉や作業の全体を理解できていなくても、暮らしに必要なことを覚えられたのなら、それを目標達成と考えます。

・「失礼」の概念を強要するより、実例を教える
・リサイクルの概念ではなく、まずゴミの分別を教える

身だしなみの習慣を覚えさせる

生活面でトラブルが多いのが、着替えや入浴など身だしなみの習慣です。

感覚の偏りが影響するため、なかなかスムーズにはこなせません。

無視をさせず、根気よく教えていく必要があります。

・感覚過敏について、親子ともに理解する
・社会性を教えて、身だしなみを意識させる

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