身体の症状がでる場合もある?うつ病の特徴

ID-10075994

身体の症状がでる場合もある?うつ病の特徴

うつ病は心や心理面の精神面だけでなく、身体的な健康面にも様々な症状を起こします。

身体の症状にとらわれしまってうつ病の発見が遅れることもあり、心身両面への注意が大切です。

スポンサーリンク

うつ病になると生きていくための7つの欲動が低下

うつ病になると「欲動」の低下によって身体に様々な症状が現れます。

「欲動」とは、人間が生きていくための本能に根ざした行動を起こす活力のことです。

具体的には、食欲、性欲、睡眠欲、飲水欲、排泄欲、活動、休息に関する7つの欲動があります。

たとえば、食欲に関わる欲動が低下すると、身体は食事を欲していても、本人の感覚的、気持ち的には食欲がわかず食欲不振になってしまいます。

また、食べないことで身体を維持する栄養素が欠乏してしまい、疲労、倦怠が強くなり、体調不良が起こるようになります。

このように、うつ病は精神的な面だけではなく、身体的な症状にも大きな影響を及ぼすのです。

身体の不調として現れる自律神経症状

うつ病になると、自律神経が乱れ不快な症状が現れます。

自律神経は、心臓や呼吸器、消化器など、ほとんどの内蔵や血管、汗腺、分泌腺などの機能をバランスよく働かせる機能をつかさどっています。

スポンサーリンク

このため、自律神経が不調になると、身体に様々な症状が起こります。

若年者では、欲動の低下による症状が主なものですが、初老期以上の年齢になると、口渇や便秘などの自律神経症状が多くなります。

老年期の人では、胸や腹部の痛み、動悸、排尿困難などが起こりやすく、脳の血流低下から、めまいやふらつきを起こすこともあります。

他にも「背中がさわさわする」「心臓がつかまれる」といった奇妙な体感が加わり、ひどい苦しみをもたらすこともあります。

自律神経症状は、原因不明の激しい痛みとして現れることもあり、痛み止めの薬を使っても消えません。

うつ病によって起こる身体の症状と出現率

うつ病によって起こる身体的、健康に影響を及ぼす代表的な症状には次のようなものがあげられます。

・睡眠障害 90%
・頭が重い 85%
・めまい 30%
・食欲不振 90%
・胸のドキドキ 40%
・疲労/倦怠感 90%
・ふらつき 30%
・体重減少 75%
・生理不順 40%
・性欲低下 70%
・尿が近い 70%
・便秘/下痢 50%

これらの症状の他にも、肩こり、動悸、口の渇きなどの症状が出ることもあります。

うつ病によるこれらの症状は、身体的な検査では原因がわからず、うつ病をしっかり治療しないと改善しません。

◆この記事は、赤坂診療所所長、精神保健指定医、渡辺登先生執筆・監修の「これでわかるうつのすべて(成美堂出版)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

スポンサーリンク

サブコンテンツ

このページの先頭へ