年齢や世代、男女で違いがあるうつ病

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年齢や世代、男女で違いがあるうつ病

うつ病になるきっかけは世代や性別によってさまざまです。

どのような出来事がうつ病を引き起こすのかを知り、うつ病の発症を予防しましょう。

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環境の厳しさが招く若い世代のうつ病

大学への進学や就職など、大きな変化を迎えた若い世代はこころの変調が起こりやすくなります。

新しい世界への一歩が、うつ病の要因になることがあるのです。

目標の達成が無気力状態を招く

10代後半から20代前半の青年は、大学や会社の入り、大学生や社会人として新しい生活をスタートさせる輝かしい時期を迎えます。

しかし、人によっては、新しい一歩が揺らいでしまい。精神的危機につながる場合があります。

新しい人間関係や新しい生活を迎えて、環境の変化に波長をあわせられず、心の変調が起こることがあります。

そのひとつが「アバシーシンドローム」です。

アバシーシンドロームとは

アバシーシンドロームの特徴的な症状は、目標の喪失感や無気力です。

学生なら学業、社会人なら仕事といった本来果たすべき社会活動から避難しますが、本人は逃避しているとは思いません。

その一方で、趣味やサークル活動には熱心です。

アバシー新ドロは、一過性で終わることもありますが、なかには長期にわたって無気力な状態が続き、留年、退学、長期欠勤、退職にいたることがあります。

仕事や学業にも取り組まず、2週間以上、おっくう感や抑うつ状態が続くようなら、うつ病を招いているおそれがあります。

職場が原因となるうつ病

若い年齢層のうつ病で多いもうひとつのケースは、職場への不適応から心に変調をきたすケースです。

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本人が自信が志望していた企業や仕事に就くことは、喜ばしい出来事です。

しかし、それは同時に厳しい現実に直面する時期でもあります。

なかには、理想と現実のギャップにとまどい、嘆く人もいて「こんなはずではなかった」と悩みます。

たいていの人は新しい環境や業務を次第に受け入れ、職場に慣れていきますのですが、なじめずに「職場不適応症」を起こす場合があります。

職場不適応症とは

職場不適応症は、職場における適応障害の俗称です。

上司との人間関係や仕事への不満、過重労働などのストレスから、突然キレてしまったり、無断欠勤を繰り返したり、不眠、頭痛などの症状があらわれ、職業生活に支障をきたします。

心身の不調が解消されないまま、うつ病を併発することがあります。

【職場での精神的ストレスの有無】
ある 58.0%
ない 42.0%

職場不適応症の青年期のうつ病


【職場の主なストレス(ストレッサー)】
・人間関係(最もストレスになりやすい)
・仕事量の多さ
・仕事への適性
・昇進
・配置転換

↓↓↓

【ストレスを解消できず、ため込んでいく】
・不眠
・倦怠感、だるさ
・食欲不振
・頭痛
・吐き気
・突然キレる

↓↓↓

【職場不適応症に】
・日常的に何も気が起こらない
・欠勤が続く
・自責の念
・朝起き上がることができない
・絶望感と自殺願望

↓↓↓

【うつ病の疑い】

本人自身が環境に次第に適応していったり、休日の趣味などで気分転換をしたり、同僚や上司が相談にのってくれることは、職場でのストレスを解消するために重要です。

◆この記事は、赤坂診療所所長、精神保健指定医、渡辺登先生執筆・監修の「これでわかるうつのすべて(成美堂出版)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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