女性は要注意!更年期障害と更年期うつ病

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女性は要注意!更年期障害と更年期うつ病

女性の閉経は、平均年齢で約50歳といわれていますが、個人差があり早い人では40代前半で閉経します。

更年期とはこの閉経の前後の数年間をいい、女性ホルモンの分泌の減少や消失のため、自律神経が乱れ心身に様々な症状があらわれます。

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女性ホルモンの減少にともなって起こる症状を「更年期症状」と呼びます。

主な症状として、発汗、動悸、頭痛、めまい、のぼせ、食欲不振といった身体症状の他、不眠、気力の減退、抑うつなどの精神的な症状も起こります。

更年期うつ病とは

更年期症状は症状の程度の差はあっても、女性には必ず起こります。

しかし、日常生活に支障をきたし、治療を必要とする場合は「更年期障害」と呼び、更年期症状を呈した女性の1割程度が該当すると言われています。

「更年期うつ病」は、この更年期の時期に現れるうつ病で、女性掘るオンの減少や自分の生き方、家族関係の変化などが発症の要因になると考えられます。

婦人科での更年期障害の治療を続けても、うつ状態が改善しない場合、更年期うつ病ではないかと疑ってみる必要があります。

うつ病を招きやすい女性特有の要因

出産や妊娠といった生理的な要因だけではなく、ストレスからうつ病になりやすい女性特有の心理的な要因があります。

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キャリアウーマンが男性優位の職場で、男性と対等に、またはそれ以上に仕事をこなそうとして、心身の限界を超えて働き、疲れ果てて抑うつ状態になります。

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また、がんばって働いても女性であることから報われず、不平等感からうつ病になることもあります。

家族にいる女性では、良妻賢母であろうとして無理を重ねてストレスをため、うつ病に陥る場合もあります。

空の巣症候群

子育てを生きがいにしてきた主婦が、子どもの独立や結婚などをきっかけに起こす抑うつ状態です。

特に、夫との関係が希薄になっていると、子どもが家を出て、自分のもとから離れれば、孤独感が強くなり、うつ病を発症する場合があります。

趣味をもたない女性にみらがちです。

引っ越しうつ病

引っ越しうつ病は住み慣れた住宅や環境、知り合いと別れて、新しい生活空間に同化する過程です。

ほとんどの人は、新天地に大きな抵抗もなく順応し、新しく生活することができます。

ところが、今までの住空間が自分の一部になっていた人は、転居によって精神的にバランスを失い、危機的状況に おちいるることがあります。

引っ越し後の近隣とのつき合い、子どもがいれば転校の手続きやPTAへの参加、土地が変われば文化や風習、習慣、言葉づかいも変わってきます。

こうした変化のひとつひとつが、新しい場所や見知らない人への適応が苦手な人には大変な苦痛になります。

うまく順応できなければ、抑うつ状態からうつ病になることがあります。

引っ越しをきっかけとして起こるうつ病は少なくありません。

◆この記事は、赤坂診療所所長、精神保健指定医、渡辺登先生執筆・監修の「これでわかるうつのすべて(成美堂出版)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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