ズンクのうつ病自己評価尺度

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ズンクのうつ病自己評価尺度

うつ病は人によっては、自分で自覚することが難しい病気です。

しかし、早期発見、早期治療の見地から、うつ病の発症から早い段階で気づくことが回復には大切です。

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自己評価でうつ病を早期発見

うつ病は、人一倍真面目でがんばる人に起こりやすい傾向があります。

努力家の人は気分や体調が不調でも、「怠けてはダメだ」「もっと頑張らなくては」と無理を重ねてしまいます。

その結果、うつ病の状態を悪化させてしまってから、専門医を訪れることが少なくありません。

うつ病は、治療せずに放っておくと、どんどん悪くなることは身体の病気と変わりません。

早期発見が、早期回復のカギです。

うつ病自己診断チェック

専門的な知識のない人がうつ病かどうかを判断するのは、簡単なことではありません。

日常生活の中で、気分の落ち込みや憂うつな気分を感じることは誰にでもあります。

それらのうつ状態が病的なものかどうか、に気づくことは難しいものです。

精神科を受診し、病状の程度を訴えようとしても漠然としたものになりがちです。

そこで、うつ病の重症度を判断するものさしとして考案されたのが心理検査です。

実際に、精神科医や臨床心理士が使用している心理検査のひとつ「ズンクのうつ病自己評価尺度」は次のような内容です、

この検査は、うつ状態の程度を自分で評価するために考案されました。

精神科では、うつ病と診断した患者さんの病像の程度を知るために用いられています。

チェックした結果が40点以上で、日常生活を送るのに困難を覚えている人はうつ病の恐れがありますので、専門医の受診を考えてみてください。

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ズンクのうつ病自己評価尺度

各問に対する回答よりそれぞれ1〜4点が与えられ、合計点は最低が20点、最高が80点となります。

評価は40点以上がうつ状態とみなされ、健康な人の平均点は35点です。

あてはまるものを○で囲んでください。

【選択肢】

①〜⑩
いつもそう思う「1」
時々そう思う「2」
まれにしか思わない「3」
ほとんどそう思わない「4」

⑪〜⑳
いつもそう思う「4」
時々そう思う「3」
まれにしか思わない「2」
ほとんどそう思わない「1」

【問】

①気分は憂うつで、打ちのめされたような思いがする

②泣きたいほど、悲しくなることがある

③夜、なかなか寝付けない

④最近、体重が減ってきたように思う

⑤便秘がちで困る

⑥胸の動悸が気になる

⑦これといった理由もないのに、よく疲れる

⑧なんとなく落ち着かず、じっとしていられない

⑨この頃、とくにイライラしやすい

⑩私は、まわりの人に迷惑をかけている。だから、私さえいなければ、みんな幸福になると思う

⑪1日のうちで、朝が一番、気分がよい

⑫今まで通り、よく食べるし、おいしい

⑬異性に対する関心もなくなっていないし、また夫婦生活もうまくいっている

⑭気分はスッキリとさわやかで、いつもの調子と変わらない

⑮1日のうちに、やらねばならないことは、いつものようにさっさとできる

⑯これから先、どうするかという、将来の希望はいろいろと楽しく考えている

⑰物事を決断するのに、それほど迷わずにできる

⑱自分は家族にとってなくてはならない人間だし、社会にも役立っていると思う

⑲現在の生活に満足しており、まず申し分ない

⑳仕事も、趣味も、なんでも楽しくやれている

◆この記事は、赤坂診療所所長、精神保健指定医、渡辺登先生執筆・監修の「これでわかるうつのすべて(成美堂出版)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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