うつ病の要因となるストレス・ストレッサーとは?

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どんな種類のストレス・ストレッサーがうつ病の原因になる?

うつ病は様々な要因が重なって発症します。

心や脳がどのような影響を受けてうつ病になるのか、医学的な見地からみてみましょう。

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うつ病の心理的要因

うつ病を招く心理的要因の大きな要素に「ストレス」があります。

ストレスそのものは悪いものではありませんが、本人のメンタルの限界を超える大きなストレスはうつ病を招くことがあります。

うつ病を起こすストレス・ストレッサーとは?

誰もが口にするストレスとは、もともと物体に力が加えられたときの「ひずみ」を意味する物理学の用語です。

元々は物理学で使われていたストレスという表現が医学的な分野にも導入され、心身にひずみが生じた状態を「ストレス」、ストレスを招いた要因を「ストレッサー」と呼ぶようになりました。

例えば、ボールを両手でもっているところをイメージしてください。

両手に力を込めるとボールはへこみ歪んでしまいます。

この歪んだ状態がストレス、ボールをゆがめる力を伝え加えているのがストレッサーとなります。

ストレスの元となるストレッサーは、私たちの身の回りにたくさんあります。

寒い・暑いという気温、物にぶつかったときの痛み、仕事からくる負担や人間関係のしがらみなど、日常生活は多くのストレッサーで溢れているともいえます。

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ストレッサーの種類

①物理的ストレッサー
寒冷などの気温、騒音、光、放射線など

②化学的ストレッサー
酸素、薬物、たばこ、食べ物、アルコール、排気ガス、ほこり、臭気など。

③生物的ストレッサー
炎症、感染、細菌、カビ、花粉など

④心理的ストレッサー
不安、怒り、不満、悲しみ、喜びなど

ストレスと心身の関係

①警告期
ストレスを受け、緊急に対応する時期

②抵抗期
ストレスに負けまいと、心身の抵抗力が増強される時期

③疲弊期
心身とも疲れ果て、ストレスに対抗しきれなくなり病的な症状が出る時期
↓↓
無理を続けた結果、うつ病になる恐れがあります。

ストレスの影響を受けやすい「タイプA行動パターン」

うつ病の発症とは直接的な関係はありませんが、ストレスから心筋梗塞を招く傾向があるタイプに「タイプA行動パターン」の人がいます。

タイプA行動パターンとは、性格的には競争心が旺盛で、行動的には性急で多くの仕事を抱え込む動きを繰り返すことです。

このタイプの人は、ストレスを多く受けているにもかかわらず、自覚が少なく無理を重ねるのが特徴です。

ストレスに対する反応では血圧の上昇や脈拍の増加など、循環器系に不可がかかりやすく、心筋梗塞におちいりがちです。

◆この記事は、赤坂診療所所長、精神保健指定医、渡辺登先生執筆・監修の「これでわかるうつのすべて(成美堂出版)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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